ドラセクblog

神戸大学/ESS ドラマセクション/演劇

静岡こそ日本の中心

みなさんは“関西人”についてどう思うだろうか?

ドラセクのメンバーのほとんどはいわゆる関西人、それも都会出身者で構成されている。

大阪・京都・奈良・神戸…など日本を代表する経済都市から集まった彼らは、私のような静岡県民をバカにしすぎである。彼らは土を知らない。きっと裸足で田んぼを耕したこともないし、自転車で山を越えて通学したこともないから、身体より口が発達してしまったのだろう。

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筆者の中学時代の通学路一部

 

遠州弁を話せばすぐに食いつき「そうだに~」「やるだら~」のだにだら祭りである。何でもだにだらをつけておけばいいと思ったら大間違いだ。

 

私が、抹茶は好きではないといえば、「非県民」「アイデンティティの喪失」と罵られる。静岡県民の体は茶で構成されているとでも思っているのだろうか?

 

今日は田舎をバカにしがちな関西人の方々のために、関西に負けない静岡県西部のいいところを紹介しようと思う。

 

まず、神戸には「ポートタワー」がある。世界初のパイプ構造の建造物で、その独特の構造・形状から「鉄塔の美女」と称され、神戸港のシンボルとして親しまれている。

対して静岡県浜松市には「アクトタワー」がある。ハーモニカをモチーフとした形状をしており、「楽器の街」をアピールしている。アクトタワーの他に高い建物はないので、これを目印にして歩けばどんな方向音痴でも浜松駅にたどり着く。非常に便利なタワーである。

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ポートタワー(左)アクトタワー(右)

そして神戸のグルメといえば、「神戸牛」。日本三大和牛1つとされ、細かい筋繊維で“サシ”が入りやすく、柔らかく最高のまろやかさ、食感を生み出す。しかし、神戸牛ステーキは安いものでも100g2400円~と、学生にはなかなか手が出せない代物だ。そんな時は、静岡県民のソウルフード「さわやか」のハンバーグを食べるのはどうだろうか。250gの「げんこつハンバーグ」が1100円で食べられる。昔はいつでも食べられる地元のハンバーグだったが、近年は全国からたくさんのハンバーグファンが訪れる超人気店になった。待ち時間を表示するアプリなどもあり、まるでディ〇ニーランドのようだ。しかしそれだけおいしく、一度食べたら他のハンバーグは食べられない。

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神戸牛(左)とさわやかのげんこつハンバーグ(右)

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さわやかの待ち時間はネットで確認


そして、関西最大のテーマパーク「USJ」。関西人は「ユ バ」と発音する。(太字がアクセント) もし関西で「ニバ」と発音しようものなら「貴様に入場券はない」と閉め出される。たしかにUSJは非常に楽しい場所だが、混雑したテーマパークは苦手…という人もいるのではないだろうか。

そんな人には「浜名湖パルパル」をおすすめする。60年の歴史を持ち、多くの地元民に愛されるテーマパークだ。イメージキャラクターはなんと「アンパンマン」で有名な、あのやなせたかしが手掛けている。フリーパス3500円でお客さんも少ないため並ぶこともほとんどなく遊園地が楽しめる。どうせしょぼい遊園地やろ?と思った方もいるだろうが、騙されたと思って一度行ってみてほしい。意外としっかりしたジェットコースターや絶叫マシンもあり、なんと入園者は隣接する温泉施設「華咲の湯」に割引料金で入浴できる。

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左からUSJ浜名湖パルパル・華咲の湯

少しは静岡県西部の魅力をわかっていただけただろうか?

関西に劣らない、いや、それ以上の魅力が静岡県にはあるのだ。

関西の皆さんには、ぜひとも訪れていただきたい。

 

みお